『バグズ・ライフ』

見出し

  1. 仲間から厄介者扱いされる不器用なアリのフリック、アリの国のピンチのために立ち上がる!
  2. 横暴なバッタ軍団 VS 働き者のアリ集団 + 元サーカスの昆虫たち・・・結末は!?
  3. アリの国のみんなから失望されたアリのフリックが信頼を取り戻すため立ち上がる

 

昆虫たちの世界にスポットを当てた、1999年3月に日本公開のピクサー映画が『バグズ・ライフ』です。

昆虫たちが生きる世界、アリの女王とその娘のアッタ姫によって統治されるアリの国があります。毎年、アリたちは、アント・アイランドという島でバッタのホッパーたちの要求に従い、食料を集めホッパーたちに納めなければなりません。もしその要求に反すれば、ホッパーたちはアリたちの住みかを襲うと脅しているので、アリたちは要求に応えるため食糧集めに必死で働いています。そんな中、みんなの役に立ちたいのに無器用で、いろんな発明をしては失敗ばかりな主人公、アリのフリックが、今度は食料を刈り取る機械を発明します。でもやっぱりフリックのやること、その機械もまたも不評に終わります。そして、そのフリックが大失態を犯します。せっかくアリたちみんなが集めたホッパーたちへの食糧を誤って失ってしまいます。そのタイミングで現れたホッパーたちは、自分たちの食糧がないことに大激怒します。これに端を発し、フリックは、ホッパーたちの脅威からアリの国を守ってくれる用心棒を探すため、一人で旅に出発します。

 

旅を続けるフリックは、念願の用心棒候補を見つけることができます。その候補になる者たちは、サーカス団を解雇された昆虫たちです。個性豊かなメンツを紹介すると・・・。目の下のホクロがセクシーなてんとう虫のフランシスは、ピエロ・トリオの道化師でした。“レディ・バグ”と呼ばれることからメスと思われているけれど、オスのてんとう虫で口が悪いのが特徴です。ギョロっとした目のカマキリのマニーは、手品師でした。昔は有名だったけど年を取った今はもうパッとせず観客からバカにされる始末です。そのマニーのアシスタントをしていたのが、ブルーの鮮やかな羽を持つマイマイガのジプシーで、マニーの妻でもあります。ずんぐりむっくりしたカラダがかわいいイモムシのハイムリックは、ピエロ・トリオの道化師をしていてとても食いしん坊です。すらっとした長身のナナフシのスリムもまたピエロ・トリオの1匹でした。太いまゆげが目を引く双子のダンゴ虫のロールとタックは、アクロバットのスターでした。この2匹の見分けるには、眉毛を見れば簡単です。ツンっと上にとがった鼻が特徴のコガネムシのディムは、猛獣役をしていました。こんなバラエティーに富んだメンツを連れて、フリックは旅から戻ります。フリックに着いて行った元サーカス団の昆虫たちは、実は、この時自分たちがアリの国の用心棒になるなんて全く知らないのです。フリックは今度こそアリの国の役に立つことができるのか、元サーカス団の昆虫たちはアリの国を守ってくれるのか、ホッパーたちの攻撃、そしてアリの国の運命はどうなるのか、作品をぜひ鑑賞してください。

 

今回の作品では、昆虫の目を通して見える世界を、ピクサーのCG技術で巧みに描き出されています。光と色彩の加減によって描き出される昆虫たちの世界のみずみずしさ、陽に照らされて輝くタンポポの綿毛の美しさなどは、ハッとするほどです。ストーリーと一緒にアニメーションの美しさもたっぷり楽しめると思います。

 

そして、映画の最後に“にくいおまけ”があります。実写の映画でたまに見る“NGシーン集”が用意されているのです。わざわざこのNGシーンを制作しちゃうピクサーの手の込んだ遊び心に、観る側の心もかなり踊らされます。細部にまでこだわりを感じるそのNGシーンがどんな内容になっているか、ぜひ本編と合わせて観て楽しんでほしいです。

 

『バグズ・ライフ』は、DVDはもちろん、キャラクターのぬいぐるみやおもちゃも発売されています。映画が公開された1999年には、コナミから『A Bug’s Life』というプレーステーションのゲームソフトも発売されました。

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