『ファインディング・ニモ』1/2

 

サンゴ礁が広がる美しい海の楽園、オーストラリア、グレートバリアリーフを舞台にそこで生きる小さなカクレクマノミの親子の愛と冒険の物語を描いた2003年12月に日本公開のピクサー映画が『ファインディング・ニモ』です。

人間に連れ去られたカクレクマノミのニモ。お父さんはどうやってニモを探すのか、再会できるのか?

お父さんマリーンは、元気な息子ニモを溺愛していて、いつもニモを心配し危険な目に合わせないよう守っています。そう、この広い海には危険がたくさんあるからです。カクレクマノミを襲う大きな魚もいれば、海の生物を捕まえようとする人間たちもいます。

実は、マリーンにはとても悲しい過去があります。彼には、妻コーラルがいて、コーラルとの間にたくさんの子供たちを授かり、その子供たちは卵の中から生まれる日をまっていました。

そんなある日、マリーン一家は、バラクーダという大きな魚に襲われ大切な家族を奪われてしまいます。

そんな中、唯一助かった卵がありました。その卵に、マリーンはニモと名付けました。

ニモという名前は、コーラルが子どもに付けたかった名前でした。たった1匹の息子ニモには絶対に危険な目に合わせたくないと、マリーンは守りたい一心でとても過保護に育てていきます。

たった1匹の大事な家族、絶対にわが子を探すんだ!

お父さんの愛情に守られてニモもついに小学生になります。かわいい息子の初登校日、ニモは嬉しくて朝からワクワクしている一方、マリーンは、これから始まるニモの学校生活に気が気でありません。

そして、初登校という晴れやかな日、ついにニモとマリーンに悲劇が起こってしまいます。

それは、ニモが心配してあれこれうるさく言うお父さんにうんざりした時のことでした。お父さんの言うことをついに聞き入れず、「お父さんなんか大嫌い」という言葉を言い捨てて、禁止されている方向へと泳いで行ってしまいます。なんとそこには、運悪く人間のダイバーがいて、ニモはあっさり捕まって船で連れ去られてしまうのです。